日銀のオペレーションとは?

日銀が日本銀行法に基づいて行う金融政策の一つです。

金融市場に資金を供給するオペレーションとしては、長期国債などの買い入れがあります。2016年9月の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」導入後は、金融市場調節方針で示された長期金利の操作目的の実現のため、国債買い入れオペレーションを運営している。
これとは反対に、日銀が保有する国債の買戻条件付売却など、金融市場から資金を吸収するオペレーションもある。

日本銀行ってどんなところ?

日本銀行は日本の中央銀行

大きな役割は、物価と金融システムの安定を図る事です。

政府から独立して、物価の安定に対して責任を負う存在です!

日銀の3つの仕事

  • 銀行券(紙幣)の発行
  • 金融機関から当座預金を受け入れて金融機関の間の決済を行う「銀行の銀行
  • 金融政策の決定・実行

日銀の役割

金融市場に資金を供給するなどのオペレーション(公開市場操作)といった金融政策で物価の安定を図り、金融システムの安定に貢献する役割を担っています。日本の金融政策運営の基本方針は、年8回の金融政策決定会合で決まります。これを決める政策委員会のメンバーは、日銀総裁、副総裁2名、審議委員6名の合わせて9名で、政府の影響に関係なく物価の安定が確保されるために、運営には高い独立性が求められます。一方で、決定した内容や判断の根拠について説明する責任を果たすため、日銀は色々な形で情報を発信しています。

日銀の成り立ち

1877年の西南戦争に伴う激しいインフレの収拾のために中央銀行が必要になった事に遡ります。

1882年に日本銀行条例によって設立され、1998年からは独立性と透明性の向上を理念に全面改正された日本銀行法に基づき金融政策を行っています。